この記事でわかること


対象グレード

このページは MINI ロードスター R59型(2012〜2015年式・2シーター電動オープン) に該当します。

  • Cooper ロードスター
  • Cooper S ロードスター
  • John Cooper Works(JCW)ロードスター

R59ロードスターは、クーペ(R58)と兄弟関係にあるオープン2シーターです。グレードが違っても、R59世代のキーであれば電池の型番・交換手順は共通です。


基本情報

項目 内容
対象車種 MINI ロードスター R59型(2012〜2015年式)
電池の型番 CR2032(3V コイン形リチウム電池・直径20.0mm/厚さ3.2mm)
キーの構造 ネジなし・メカニカルキーで開く2重蓋(外蓋+内蓋)
難易度 ★☆☆ 初心者でもOK
所要時間 約5〜10分
費用 電池代のみ(約200〜400円)
必要な工具 不要(内蔵のメカニカルキーでOK・心配なら細いマイナス1本)

R59のキー電池はCR2032です。世の中でもっとも普及しているコイン電池なので、コンビニ・100円ショップ・家電量販店のどこでも手に入ります。

電池:CR2032(コイン形リチウム電池)


交換手順:R59は「外蓋→内蓋」の2段階で開ける {#交換手順}

R59ロードスターを含む第2世代MINI(R55〜R61)のキーは、ネジで留まっていません。内蔵のメカニカルキー(緊急用の物理キー)を使って、外蓋と内蓋の2枚を順番に開けるのがポイントです。「固くて開かない」と感じる多くは、2重蓋になっていることを知らずに外蓋だけで止まっているケースです。

  1. キー裏側のスイッチを操作し、内蔵の金属メカニカルキー(ブレードキー)を引き抜く
  2. キー裏面の下側にある溝に、メカニカルキーの先端(または細いマイナスドライバー)を差し込み、テコの要領で外蓋を開ける
  3. 続いて内部に見える内蓋にも先端を差し込み、上方向へ持ち上げて開ける(ここで電池が見えます)
  4. 古い CR2032 を横方向へスライドさせて取り出す。電池は小さなツメ(4つ)で押さえられています。外す前に**+面がどちら向きか覚えておく**
  5. 新しい CR2032 を、外したときと同じ向き(+面を表側)にしてスライドではめ込む
  6. 内蓋→外蓋の順に「パチッ」と閉じ、メカニカルキーを元に戻す
  7. ドアのそばで施錠・解錠して動作確認する

ツメ留めの樹脂部品なので、金属でぐいぐいこじると欠けます。メカニカルキーか樹脂工具で、少しずつ浮かせるのがきれいに開けるコツです。内蓋が固い個体は、細いマイナスドライバーがあると作業しやすくなります。

💡 内側の蓋やツメが固い個体には、刃先のしっかりした精密ドライバーが1本あると安心です。MINI/BMWのほか、家中のリモコンや時計の電池交換にも長く使えます。


後継第3世代(F系)との違い:買い替え時の混同に注意 {#世代の違い}

「MINIのキー電池交換」で調べると、R59(第2世代)と後継の第3世代(F54/F55/F56など)の情報が混ざります。年式とキーの形で自分の車を確定させてください。

世代 年式の目安 代表型式
第2世代(このページのR59を含む) 2007〜2016 R55〜R61(R59=ロードスター)
第3世代(後継) 2014〜2023 F54/F55/F56/F57/F60

お持ちのMINIが**2012〜2015年式のロードスター(電動ソフトトップの2シーター)**であればR59です。買い替えで第3世代以降に乗り換えた方は、キー形状が変わっているので、必ず現物の電池刻印を確認してください。


間違えやすい電池の型番(CR2032・CR2025・CR2016) {#型番の間違い}

型番 直径×厚さ R59での可否
CR2032 20.0mm × 3.2mm ✅ 正解(これを買う)
CR2025 20.0mm × 2.5mm ❌ 薄くて接触不良・浮く
CR2016 20.0mm × 1.6mm ❌ さらに薄く、まともに接触しない

3つとも直径20mmで棚では見分けづらく、末尾の数字(32 / 25 / 16)を読み違えると入っても接触しません。薄いCR2025を入れると、厚みが足りずガタついて反応が不安定になります。古い電池を外したら、その刻印(CR2032)を見てから同じ型番を買うのが確実です。


交換しても反応しないとき {#反応しないとき}

電池を替えたのに反応しない場合、「故障」と決める前に次の順で確認します。

  1. 電池の向き:+面が表側(外した時と同じ向き)になっているか。最も多い原因です
  2. 型番違い:薄いCR2025・CR2016を入れていないか。ガタついていたら型番違いの可能性大
  3. 蓋の収まり:内蓋・外蓋が最後まで「パチッ」と閉じているか。半開きだと接触が安定しません
  4. 電池残量:新品でも長期在庫品は電圧が落ちていることがあるので、別の新品で試す

ここまで確認しても無反応なときでも、スマートキーをエンジンスタートボタンに直接タッチさせるとエンジンはかかる設計です(電池が弱っていても始動できる応急手段)。オープン2シーターで出先に停めて動けないと困るので、保険として覚えておくと安心です。それでも改善しない場合は、キー本体の基板故障やリモコン登録が外れている可能性があるため、ディーラーまたはMINI/BMW専門の整備工場へご相談ください。


よくある質問

Q. ディーラーに頼んだらいくらかかりますか? 工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です。ただし作業自体は簡単なので、自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. キーが固くて開きません。壊れますか? R59のキーは2重蓋(外蓋+内蓋)です。外蓋だけ開けて止まっていることが多いので、内側にもう1枚蓋があると意識して、メカニカルキーで少しずつ浮かせてください。ネジは使われていないので、ドライバーでネジを探す必要はありません。

Q. 電池の残量が少なくなったサインは? 施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内に警告表示が出ます。反応が鈍ってきたら早めに交換してください。


まとめ

  • ロードスター R59型のキー電池は CR2032(直径20.0mm×厚さ3.2mm)
  • R59は第2世代MINI。キーはネジなしで、メカニカルキーで外蓋→内蓋の順に開ける
  • 薄いCR2025を入れるとガタついて不調。迷ったら外した電池の刻印を確認
  • 反応しないときは向き・型番・蓋の収まりを確認。最後はスタートボタン直タッチで始動

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