この記事でわかること


対象グレード

このページは レンジローバーイヴォーク(初代 L538系・2011〜2018年式・コンパクトSUV) に該当します。

  • Range Rover Evoque Pure / Prestige / Dynamic
  • Range Rover Evoque Autobiography / HSE Dynamic
  • Range Rover Evoque Si4(ガソリン)
  • Range Rover Evoque eD4 / TD4(ディーゼル)
  • Range Rover Evoque Convertible(電動オープン)

3ドア・5ドア・コンバーチブルのいずれも、初代L538世代のスマートキーであれば電池の型番・交換手順は共通です。


基本情報

項目 内容
対象車種 Land Rover レンジローバーイヴォーク L538型(2011〜2018年式)
電池の型番 CR2032(3V コイン形リチウム電池・直径20.0mm/厚さ3.2mm)
難易度 ★☆☆ 初心者でもOK
所要時間 約5分
費用 電池代のみ(約200〜400円)
必要な工具 小さなマイナスドライバー1本

イヴォークの電池は、世の中でもっとも普及しているCR2032です。ホームセンター・100円ショップ・コンビニ・家電量販店のどこでも手に入るため、取り寄せの必要はありません。


2代目イヴォーク(L551)との違い:同じ車名で世代が分かれる {#世代の違い}

イヴォークで一番つまずくのが自分のがどの世代か分からないことです。「イヴォーク」という車名は同じでも、初代(L538)と2代目(L551)でキーの形が変わっています。

世代 年式の目安 キーの開け方
L538(このページ・初代) 2011〜2018 メカニカルキーを抜いた跡から合わせ目をこじる
L551(2代目) 2018〜 同じくCR2032だが本体形状が新しい

電池はどちらもCR2032ですが、本体の形状と開け口の位置が違います。2018年より前の登録、丸みのある初代デザインならL538=このページです。2018年以降に買った新しいイヴォークの方はLand Rover レンジローバーイヴォーク L551 電池交換 CR2032をご覧ください。中古で購入した個体は、車検証の初度登録年で世代を確認すると確実です。


用意するもの

電池(CR2032)

入手性は抜群です。100円ショップ・コンビニでも売っていますが、確実に使いたいならパナソニック・マクセルなどの国産ブランドが安心です。長期在庫品は電圧が落ちていることがあるため、パッケージの使用推奨期限も軽く確認しておくと安心です。

工具(小さなマイナスドライバー)

眼鏡用の精密ドライバーが理想です。メカニカルキーを抜いた跡の合わせ目をこじるのに使います。


交換手順:ランドローバーのスマートキー特有の開け方 {#交換手順}

L538のスマートキーは、メカニカルキーを抜いた跡の合わせ目を起点に開くタイプです。ランドローバーのキーは精度が高く合わせ目が硬いので、力任せにこじるとツメが欠けます。

  1. キー側面(または背面)のリリースボタンを押し、内蔵の金属メカニカルキー(緊急用の物理キー)を引き抜く
  2. メカニカルキーを抜いた跡にできる合わせ目の隙間に、マイナスドライバーの先をそっと差し込み、てこの要領でケースを少しずつ浮かせる(一気にではなく全周を少しずつ)
  3. 古いCR2032を取り出す。外す前に**+面がどちら向きか覚えておく**
  4. 新しいCR2032を、**外したときと同じ向き(+面を上)**にセットする
  5. ケースの上下を合わせ、「パチッ」と音がするまで全体を押し込んで閉じる
  6. メカニカルキーを戻し、ドアのそばで施錠・解錠して動作確認する

合わせ目を浮かせるときは1か所に力を集中させず、少しずつ全周をこじるとツメが折れにくいです。


間違えやすい電池の型番(CR2032・CR2025・CR2016) {#型番の間違い}

イヴォークで起こりがちなのが型番違いの電池を買ってくることです。直径はどれも20mmで同じなので、棚で取り違えやすく、末尾の数字を読み違えると入っても接触しません。

型番 直径×厚さ L538での可否
CR2032 20.0mm × 3.2mm ✅ 正解(これを買う)
CR2025 20.0mm × 2.5mm ❌ 薄くて接触不良・脱落しやすい
CR2016 20.0mm × 1.6mm ❌ さらに薄く、まともに接触しない

直径はどれも20mmですが、厚みが違います。CR2032より薄いものを入れると接触不良で反応しません。「20」だけ見て買わず、末尾まで(2032)確認してください。古い電池を外したら、その刻印(CR2032)を見てから同じ型番を買うのが一番確実です。


交換しても反応しないとき {#反応しないとき}

電池を替えたのに反応しない場合、あわてて「故障」と判断する前に次の順で確認します。

  1. 電池の向き:外したときと同じ向き(+面が上)になっているか。最も多い原因です
  2. 型番違い:CR2032ではなく薄いCR2025・CR2016を入れていないか(ガタついていたら型番違いの可能性大)
  3. ケースの収まり:上下のケースが最後までしっかり閉じているか
  4. 電池残量:新品でも長期在庫品は電圧が落ちていることがあるので、別の新品で試す

ここまで確認しても無反応な場合でも、スマートキーをエンジンスタートボタンに直接タッチさせるとエンジンはかかる設計です(電池が弱っていても始動できる応急手段)。出先で立ち往生したときの保険として覚えておくと安心です。それでも改善しない場合は、キー本体の基板故障やリモコン登録(同期)が外れている可能性があるため、ランドローバー正規ディーラーまたは輸入車専門の整備工場へご相談ください。


よくある質問

Q. ディーラーに頼んだらいくらかかりますか? 電池交換だけなら工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です。ただし作業自体は簡単なので、自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. 電池の残量が少なくなったサインは? 施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内にキー電池残量低下の表示が出ます。表示が出たら早めに交換してください。

Q. 自分のイヴォークが初代か2代目か分かりません。 車検証の初度登録年で判別できます。2018年より前なら初代L538、2018年以降なら2代目L551です。電池はどちらもCR2032です。

Q. スペアキーも一緒に替えるべきですか? 普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちです。CR2032は複数個入りで売っているので、2本まとめて替えておくと安心です。


まとめ

  • イヴォーク L538型(初代・2011〜2018年式)のスマートキー電池は CR2032(100均・コンビニで200〜400円)
  • 2代目L551も電池はCR2032だが本体形状が違う。世代は初度登録年で確認
  • メカニカルキーを抜いた跡の合わせ目から、少しずつ全周をこじって開ける
  • CR2025・CR2016とは厚みが違って入らない。型番を末尾まで確認

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