結論

DS7 クロスバックの電池は「CR2032」。
約3分で直ります。

難易度 ★☆☆ 作業 約3分 費用 200〜400円 工具 不要(心配な人は細いマイナス1本)

↓ これを買えばOK。100均・コンビニのCR2032でも大丈夫です。

✓ DS7 クロスバック(2017年〜式) このページのままでOK

✗ 電池の刻印が確認できない 古い電池を外して刻印を見てから買うのが確実です

この記事の目次7項目

対象の車

対象はDS7 クロスバック(プレミアムSUV・2017年〜式)です。ガソリン(1.6Lターボ)・ディーゼル(BlueHDi)・プラグインハイブリッド(E-TENSE)のどれでも、キー本体の構造は共通でCR2032です。

交換のしかた(3ステップ)

DS7のキーは、内蔵のメカニカルキー(緊急用の金属キー)を抜いた跡にあるラッチ(ロック)を外して開けるタイプです。仕組みを知っていれば力をかけずに開きます。

  1. メカニカルキーを抜く

    キー側面のリリースボタンを押し、内蔵の金属キーを引き抜きます。

  2. ラッチを外して少しずつ開ける

    金属キーを抜いた跡に現れるラッチ部分を起点に、合わせ目を少しずつ全周から開きます。1か所に力を集中させるとツメが折れます

  3. 電池を入れ替えて閉じる

    古いCR2032を外す前に、+面(表示のある面)がどちら向きかを覚えておきます。新しいCR2032を同じ向きで入れ、「パチッ」と音がするまで押し込んで閉じます。金属キーを戻し、車のそばで施錠・解錠して反応すれば完了です。

型番を間違えないために

CR2032は入手しやすい反面、棚に似た数字の電池が並んでいて取り違えやすい電池です。

型番 厚さ DS7での可否
CR2032 3.2mm 正解
CR2025 2.5mm 薄くて接触不良
CR2016 1.6mm さらに薄く接触しない

直径はどれも20mmで同じですが、厚みが違います。末尾の数字(32/25/16)まで確認してから買うのが確実です。

交換しても反応しないとき

DS7には、キーを持ったままドアハンドルに触れるだけで開く「ハンズフリーアクセス」がついている個体があります。電池が弱ると、この機能から先に反応が鈍くなることがあります。

  1. 電池の向き:外したときと同じ向きか(もっとも多い原因)
  2. 型番違い:CR2032より薄いCR2025・CR2016を入れていないか
  3. ケースの閉まり:上下がしっかり閉じているか
  4. 電池の鮮度:買い置きの古い電池は電圧が落ちていることがある。別の新品でも試す

エンジンがかからないときは、キーをスタートボタン付近の指定位置に近づけると、電池が弱っていても始動できる設計です。それでも直らない場合は、キー本体の故障か登録が外れている可能性があるため、DSの取扱店か輸入車整備工場に相談してください。

よくある質問

Q. 電池の寿命はどのくらいですか? 通常使用で1〜2年が目安です。反応が鈍くなったら交換のサインです。普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちなので、まとめて替えておくと安心です。

Q. ディーラー(取扱店)に頼んだらいくらかかりますか? 工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です(業界相場)。作業自体は簡単なので、自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. プジョーやシトロエンのキーと同じですか? DSはもともとシトロエンの上級ブランドという経緯があり、キーの設計は近い系統です。電池はCR2032が多いですが、車種ごとに実際に入っている電池の刻印を確認してください。

ほかのメーカーのスマートキー電池交換と比べる

このシリーズの完全ガイド

輸入車DIY整備ガイド BMW・ベンツ・VW・Audi・MINI メーカー別 で、輸入車で自分でできる整備作業をメーカー別にまとめています。

あわせてDS DS3/DS4/DS7/DS9 エンジンオイル規格 PureTech・BlueHDiで愛車のオイル規格も確認できます。

DS7の維持費、ついでに1分だけ。 電池は300円で直ります。でも保険と車検は、見直すだけで年間数万円変わることがあります。


この記事は、現役で輸入車販売店を経営する立場から、DS7オーナーがディーラー見積もりに迷わず数分で解決できるよう、現場での相談事例と公式仕様をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー