タイヤサイズ表記の読み方

タイヤサイドウォールに表示されているサイズ表記の意味を解説します。

例:225/45 R18 91W

数値 意味
225 タイヤ幅(mm)
45 扁平率(タイヤ幅に対する高さの割合 %)
R18 リム径(インチ)
91 ロードインデックス(最大負荷能力)
W 最高速度記号(W=270km/h)

ロードインデックス(LI)早見表

LI 最大負荷量(kg) LI 最大負荷量(kg)
80 450 90 600
82 475 91 615
84 500 92 630
85 515 94 670
86 530 95 690
87 545 97 730
88 560 98 750
89 580 100 800

車種別 純正ロードインデックス早見表(自分の車の最低ラインを知る)

「結局、自分の外車はLIいくつ以上を選べばいいの?」という方へ。下表は代表的なグレードの純正指定LIの目安です。タイヤを選ぶときは、このLI以上であれば負荷能力は足ります(LIは下回らない、が大原則)。

メーカー / 代表車種 よくある純正サイズ例 純正LIの目安 ラベル
BMW 3シリーズ 225/45 R18 など 91〜95 業界公表値
BMW 5シリーズ 245/45 R18 など 96〜100 業界公表値
BMW X3 245/50 R19 など 100〜105 業界公表値
Mercedes Cクラス 225/45 R18 など 91〜95 業界公表値
Mercedes Eクラス 245/45 R18 など 96〜100 業界公表値
Mercedes GLC 235/55 R19 など 101〜105 業界公表値
フォルクスワーゲン ゴルフ 225/45 R17 など 91〜94 業界公表値
フォルクスワーゲン ティグアン 235/55 R18 など 100〜104 業界公表値
アウディ A4 225/50 R17 など 94〜98 業界公表値
MINI(3ドア/5ドア) 195/55 R16 など 87〜91 業界公表値
Volvo XC60 235/55 R19 など 101〜105 業界公表値
Porsche マカン 前 235/60 R18・後 255/55 R18 など 103〜107 業界公表値

💡 これだけ覚えればOK:純正サイドウォールに刻印された数字(例 225/45 R18 95W)の 95 がLI、W が速度記号。新しいタイヤは その数字以上を選べば負荷能力は問題ありません。SUV・大型セダンほどLIが高くなります。

🔍 必ず自分の車で確認:同じ車種でもグレード・年式・ホイールサイズでLIは変わります。上表は目安です。運転席ドアを開けた内側のシール、または車検証と現在のタイヤ刻印で純正指定値を確認してください。XL(エクストラロード)規格の純正は、同じ数字でも空気圧の前提が高い点に注意します。

輸入車の場合、LIは純正指定値以上のものを選んでください。


速度記号一覧

記号 最高速度
H 210km/h
V 240km/h
W 270km/h
Y 300km/h
(Y) 300km/h超

欧州車(BMW・Mercedes・フォルクスワーゲン等)はVまたはW以上が推奨されています。


インチアップの計算方法

純正サイズから外径(タイヤの直径)を大きく変えずにインチを上げる方法。

計算式

タイヤ外径(mm)= リム径(インチ)× 25.4 + タイヤ幅(mm)× 扁平率(%)/ 100 × 2

例:BMW 3シリーズ(F30)のインチアップ例

純正サイズ 外径 インチアップ後 外径差
225/45 R17 632mm 225/40 R18 632mm(同等)
225/45 R17 632mm 225/35 R19 625mm(-7mm)

外径差は±3%以内(約20mm)が推奨。それ以上だとスピードメーターの誤差が大きくなります。


輸入車のインチアップ 注意点

① PCD(ピッチ円径)の確認

ホイールの取り付けには「PCD」と「穴数」が合っている必要があります。

メーカー PCD 穴数
BMW 120 5
Mercedes-Benz 112 5
Volkswagen 112 5
Audi 112 5
MINI(R世代) 100 4
MINI(F世代) 112 5
Volvo 108 5
Porsche 130 5
Land Rover 120 5

② ハブ径(センターボア径)の確認

BMWはハブ径68mm、Mercedes・フォルクスワーゲンは57.1mmが一般的。 ホイールのハブ径が大きすぎる場合はハブリングでセンタリングが必要です。

③ ランフラットタイヤ(BMW)

BMWの純正ランフラット指定モデルをインチアップする場合、ランフラット対応のインチアップタイヤが必要です。または非ランフラット化と同時にTPMSセンサーの設定変更が必要。


輸入車向けホイールの人気ブランド

ブランド 特徴 対応メーカー
BBS ドイツ製。軽量・高剛性。BMW純正OEM多数 BMW・Audi全般
ENKEI 日本製。コスパ良好 全般
OZ Racing イタリア製。スポーティデザイン 全般
RAYS VOLK TE37 超軽量鍛造。走行性能重視 全般
Rotiform アメリカ製。デザイン重視 BMW・Mercedes

❓ よくある質問:インチアップで車検は通る?通らない?

インチアップで「車検に落ちる」かどうかは、法律で決まっている境界があります。迷いやすい5点を、通る/通らないの判断軸でまとめました。

Q. インチアップしたら車検に通らなくなりますか?

A. サイズと装着状態が基準内なら通ります。境界は主に4つ。①タイヤがフェンダーからはみ出していないこと、②ロードインデックス(LI)が純正指定以上、③外径差が大きすぎずスピードメーター誤差が基準内、④車体やサスに干渉しないこと。この4つを満たせばインチアップ自体は問題ありません。

Q. タイヤのはみ出しはどこまでOK?

A. タイヤ(ホイールではなくゴム部分)がフェンダーの外側にはみ出すとアウトです。2017年6月以降の基準では、回転部の最上部から前後30度の範囲で、タイヤ部分が10mmまでなら外側にはみ出してもよい緩和がありますが、ホイールのはみ出しは不可。ツライチを狙うほど境界が際どくなるので、車検対応を明言しているショップで組むのが安全です。

Q. ロードインデックスが純正より低いと落ちますか?

A. 落ちます。LIは車検の明確なチェック項目で、純正指定を下回ると不適合です。インチアップで扁平率が下がると、同じ幅でもLIが下がる銘柄があるため要注意。上の早見表で自分の車の純正LIを確認し、それ以上の銘柄を選んでください。SUVや重いセダンほどここで落ちやすいです。

Q. 外径が変わるとメーターの誤差で落ちますか?

A. 外径が大きく変わると速度計の誤差が基準を超えて落ちることがあります。外径差±20mm(おおむね±3%)以内に収めるのが目安。インチアップは「リム径を上げた分、扁平率を下げて外径を保つ」のが基本です。本記事上部の計算式で、組み合わせの外径を事前に確認できます。

Q. ランフラット指定車を普通タイヤにしても車検は通る?

A. タイヤの種類そのものは車検の合否に直接関係しないため、サイズ・LI・はみ出しが基準内なら車検は通ります。ただしBMWのランフラット指定車は応急用タイヤを積んでいないことが多く、非ランフラット化するならパンク対策(補修キット等)の携行を推奨。TPMS(空気圧センサー)の警告が出る場合は設定変更が必要です。

📚 もっと詳しく:車検の保安基準と「構造変更」になるケース
  • インチアップしても、サイズ・LI・はみ出し・干渉が基準内なら構造変更の届け出は不要(同一区分内の交換扱い)。
  • ホイールを大幅に外側へ出す(ワイドフェンダー化・大きなスペーサー)など、車体の外幅が変わる改造を伴う場合は別途手続きが必要になることがあります。
  • 判断に迷うサイズは、陸運局に持ち込む前にタイヤ専門店で「この外車・このサイズで車検対応か」を確認するのが確実です。境界ギリギリのドレスアップは、合法でも個体差で当たることがあります。

まとめ

  • タイヤサイズ表記(例:225/45 R18)の意味を理解してから選ぶ
  • ロードインデックスは純正指定値以上を選ぶ(負荷能力の安全マージン)
  • インチアップは外径差±20mm以内が推奨(スピードメーター精度のため)
  • BMW・Mercedes・フォルクスワーゲンはPCD 112または120が多いが、必ず確認
  • BMW購入時はランフラット指定かどうかを確認してからホイールを選ぶ

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こんな選択肢もあります

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📊 ホイール・タイヤ規格の数字根拠(2026-05-27 更新)

本記事のPCD・オフセット・ロードインデックス値は、業界公表値(メーカー公式仕様・タイヤメーカー公表データ)ベースです。

メーカー 主なPCD 主なオフセット範囲 ラベル
BMW 112/120 +20〜+45 業界公表値
Mercedes 112 +30〜+50 業界公表値
VW・Audi 112 +35〜+55 業界公表値

💡 規格は車種・年式・グレードで変動します。購入前にメーカー公式仕様書または車両ステッカーで必ず確認してください。誤装着は走行不能・保証無効の致命傷リスクがあります。


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