結論

500・500X・500C・Tipoは全モデル共通で「5W-40・FIAT 9.55535-GH2」。
ガソリン・ディーゼルとも同一規格です。

TwinAir/MultiAir/MultiJet 全て5W-40 容量 2.9〜4.1L 交換1年/15,000km

↓ これを買えばOK(MOTUL 8100 X-clean 5W-30・幅広く適合)。

✓ TwinAir 0.9L・MultiAir 1.4L・MultiJet 1.3L/1.6L 5W-40(FIAT 9.55535-GH2)でOK

✓ ディーゼル(MultiJet) 同規格の低灰分(LOW SAPS)指定を選ぶ

✗ TwinAir(2気筒)のオイル管理を軽視 オイル消費が特に多い傾向。走行前の確認を習慣に

この記事の目次9項目

対象モデル

500(312型・2008〜)/ 500X(334型・2015〜)/ 500C(312型・2009〜)/ Tipo(356型・2016〜)


基本情報

項目 内容
搭載エンジン TwinAir 0.9L(2気筒)/ MultiAir 1.4L(ガソリン)/ MultiJet 1.3L・1.6L(ディーゼル)
推奨オイルグレード 全モデル共通:5W-40(FIAT 9.55535-GH2)
認定規格 FIAT 9.55535-GH2(全モデル共通)/ SELENIA WR PURE ENERGY(ディーゼル推奨)
オイル容量(フィルター込み) TwinAir 0.9L:2.9L/MultiAir 1.4L:4.1L/MultiJet 1.3L:3.3L/MultiJet 1.6L:4.0L
交換サイクル 1年または15,000km
難易度 ★★☆ 輸入車専門知識推奨

何L必要?(早見表)

愛車のグレード・型式から、オイル交換時に必要な量をチェックしましょう。 ※下記はオイル+オイルフィルター同時交換時の目安量です(メーカー公表値ベース)。

グレード・型式 エンジン 必要量
500 / 500C 1.2 8V (312) FIRE 169A4 直4 1.2L NA 2.8L
500 / 500C 0.9 TwinAir (312) 312A2 直2 0.9Lターボ 2.6L
500 / 500C 1.4 16V (312) 169A3 直4 1.4L NA 2.8L
500 Abarth / 595 / 695 (312) 312A1 直4 1.4Lターボ 2.8L
Panda 4x4 / Cross 0.9 TwinAir (319) 312A2 直2 0.9Lターボ 2.6L
Panda 1.2 (319) 169A4 直4 1.2L NA 2.8L
500X 1.4 マルチエア (334) 940A1/55273714 直4 1.4Lターボ 4.2L
500X 1.3 マルチエア (334) 直4 1.3Lターボ (FireFly) 4.2L
500L 0.9 / 1.4 (330) 312A2 / 940B7 0.9〜1.4L 2.6〜4.2L
124 Spider (348) 55263731 直4 1.4Lターボ 4.2L

購入の目安:2.5〜3L → 3L缶/4L缶でOK/4〜5L → 5L缶1本でOK(余りは保管・補充用に使えます)

※実際の必要量は車両状態・整備マニュアルで最終確認をお願いします。

推奨オイル・購入先

FIAT 500系は小排気量エンジンのため、オイル容量が少なめです。SELENIAブランドはFIATの純正OEMオイルで適合性が最も高いです。


楽天派の方はこちら(MOTUL 8100 X-clean 5W-30 5L)。

オイル交換時にエンジン保護添加剤を併用すると、燃費向上・摩擦低減効果があります。


交換手順(専門工場推奨)

  1. 暖機運転(5〜10分走行後)してオイルを温める
  2. 車をジャッキアップし、ドレンボルトを緩めて旧オイルを排出
  3. オイルエレメント(オイル中の汚れを濾す部品)を交換
  4. ドレンボルトをトルク規定値で締める(30〜35N・m目安、車種によって異なる)
  5. 規定量のエンジンオイルを注入
  6. エンジンを始動して油圧警告灯が消えることを確認
  7. 2〜3分後にエンジンを停止し、オイル量を確認・調整

今すぐやること

  • TwinAir(0.9L 2気筒)はオイル消費が特に多い傾向があるため、走行前のオイル確認を習慣にする
  • ディーゼル(MultiJet)は同じFIAT 9.55535-GH2規格の中でも低灰分(LOW SAPS)指定を選ぶ

よくある質問

Q. 国産車のオイルを使ってもいいですか? A. 規格(FIAT 9.55535-GH2)を満たしていれば問題ない場合が多いですが、輸入車専用設計のオイルの使用を推奨します。規格外品は保証外となりエンジン故障につながるリスクがあります。

Q. オイル交換はどこでやればいいですか? A. 認定規格オイルを取り扱っている輸入車専門の整備工場をおすすめします。カー用品店でも対応可能ですが、規格に合ったオイルを持参するか確認してから依頼してください。

Q. オイル交換の費用はいくらかかりますか? A. オイル代(5,000〜30,000円)+工賃(3,000〜10,000円)が目安です。【業界相場】


🔗 ほかのメーカーのオイル規格と比べる

フィアット500の維持ではオイル管理に加えて、持病のデュアロジック(自動変速機)を含む故障の傾向も気になるところです。故障の実態と修理代の目安はフィアット500は故障が多い?デュアロジックの実態と修理代で確認できます。

まとめ

  • 指定規格(FIAT 9.55535-GH2)を満たしたオイルを選ぶことが最重要
  • 交換サイクルは1年または15,000kmが目安(実使用状況に合わせて早めの交換も推奨)
  • オイル消費が多い場合は定期的なレベル確認を習慣にする
  • 輸入車専門の整備工場での作業が安心

著者:経営者(現役・輸入車販売店オーナー) / 最終確認日:2026年7月

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