結論
W205の電池は「CR2032」。
先代のCR2025とは違います。3分で直ります。
↓ これを買えばOK。100均・コンビニでも手に入りますが、確実に使いたいなら国産ブランドが安心です。
✓ Cクラス W205型(2014〜2021・キー先端がクロム仕上げの三つ又エンブレム型) このページのままでOK
✗ W203(2000〜2007・先々代) 電池はCR2025で型番が違います → W203の手順はこちら
✗ W204(2007〜2014・先代) 前期CR2025〜後期CR2032の移行期。必ず現物の電池刻印を確認
この記事の目次全5項目
交換のしかた(6ステップ)
CR2032 電池交換 4ステップ
🔓メカニカルキーを引き抜く
リモコン下部のリリースボタンを押しながら、銀色の金属キー(メカニカルキー)を引き抜きます。
🔧キーケースを分離する
引き抜いた金属キーの先端を、リモコンの溝に差し込んでテコの要領で開きます。爪傷防止に布を挟むと安心。
🔋CR2032 電池を交換する
古い電池を外し、新しい CR2032 を「+」面を上にセット。指紋が付かないよう端を持つのがコツです。
✅ケースを閉じて動作確認
カチッと音がするまで押し込み、メカニカルキーを戻して完了。ロック/アンロック動作を必ず確認します。
W205のスマートキーは、裏ぶたをスライドさせる方式ではなく、メカニカルキーを抜いた跡のスリットを起点にケースを開くタイプです。合わせ目が硬めなので、力任せにこじるとツメが欠けます。
- メカニカルキーを引き抜く キー側面のリリースつまみをスライドさせ、内蔵の金属キー(緊急用の物理キー)を引き抜く
- スリットから少しずつ開く メカニカルキーを抜いた跡にできるスリットに、そのキーの先端(または細いマイナスドライバー)を差し込み、テコの要領で合わせ目を少しずつ浮かせる
- 古いCR2032を取り出す 外す前に+面がどちら向きか覚えておく
- 新しいCR2032をはめる +(プラス)面を上(フタ側)に向けてはめ込む
- ケースを閉じる 上下を合わせ、「パチッ」と音がするまで全体を押し込む
- 動作確認 メカニカルキーを戻し、ドアのそばで施錠・解錠して反応を見る
合わせ目を浮かせるときは1か所に力を集中させず、少しずつ全周をこじるとツメが折れにくいです。ケース内部には基板が密着しているので、内部を金属でぐりぐり触らないよう注意してください。
一番多い失敗:先代の感覚でCR2025を買ってしまう
Cクラスは世代によって電池の型番が違います。長くメルセデスに乗っていて「うちのCクラスはCR2025」と覚えている方が、買い替え後のW205に同じCR2025を入れると、厚みが足りずに接触不良を起こします。
| 世代 | 年式の目安 | 電池の型番 |
|---|---|---|
| W203(先々代) | 2000〜2007 | CR2025(厚さ2.5mm) |
| W204(先代) | 2007〜2014 | CR2025〜CR2032(後期で移行)※ |
| W205(このページ) | 2014〜2021 | CR2032(厚さ3.2mm) |
※W204は前期と後期でキーの仕様が分かれます。お持ちの車がW204の場合は、必ず現物の電池刻印を確認してください。
| 型番 | 直径×厚さ | W205での可否 |
|---|---|---|
| CR2032 | 20.0mm × 3.2mm | ✅ 正解(これを買う) |
| CR2025 | 20.0mm × 2.5mm | ❌ 薄くて接触不良・先代Cクラスの型番 |
| CR2016 | 20.0mm × 1.6mm | ❌ さらに薄く、まともに接触しない |
直径はどれも20mmで棚では取り違えやすいので、「20」だけ見て買わず、末尾まで(2032)確認してください。古い電池を外したら、その刻印を見てから同じ型番を買うのが一番確実です。
つまずいたら、ここ
Q. 電池を替えたのに反応しない
あわてて「故障」と判断する前に、次の順で確認してください。
- 電池の向き +面が上(フタ側)になっているか。最も多い原因です
- 型番違い CR2032ではなく薄いCR2025を入れていないか(ガタついていたら型番違いの可能性大)
- ケースの収まり 上下のケースが最後までしっかり閉じているか
- 電池残量 新品でも長期在庫品は電圧が落ちていることがあるので、別の新品で試す
ここまで確認しても無反応な場合でも、スマートキーをエンジンスタートボタンに直接タッチさせるとエンジンはかかる設計です(電池が弱っていても始動できる応急手段)。出先で立ち往生したときの保険として覚えておいてください。それでも改善しない場合は、キー本体の基板故障やリモコン登録(同期)が外れている可能性があるため、ディーラーまたはメルセデス専門の整備工場へ。
Q. ディーラーに頼んだらいくら?
電池交換だけなら工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です。作業自体は3分で済むので、自分で交換すれば電池代(200〜400円)だけです。
Q. 電池の残量が少なくなったサインは?
施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内に「キー電池残量低下」と表示されます。表示が出たら早めに交換してください。
Q. スペアキーも一緒に替えるべき?
普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちです。CR2032は複数個入りで売っているので、2本まとめて替えておくと安心です。純正電池にこだわる必要はなく、パナソニック・マクセルなど国産ブランドで問題ありません。
詳しい情報(読みたい人だけ)
対象グレード(自分の車を確認)
このページは Cクラス W205型(2014〜2021年式・セダン/ワゴン/クーペ/カブリオレ) に該当します。
- C180 / C200 / C250 / C300
- C350e(プラグインハイブリッド)
- C400 / C450 AMG
- C180d / C200d / C220d / C250d
- C43 AMG / C63 AMG / C63 S AMG
ボディ形状やグレードが違っても、W205世代のスマートキー(先端がクロム仕上げの三つ又エンブレム型)であれば電池の型番・交換手順は共通です。AMGモデルも同じキーです。
W205かどうかは、スマートキー先端のクロム部分と、メーター内に「キー電池残量低下」と日本語表示が出るかで判別できます。年式が2014年以降なら基本的にW205=CR2032です。
費用の内訳
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象車種 | Mercedes-Benz Cクラス W205型(2014〜2021年式) |
| 電池の型番 | CR2032(3V コイン形リチウム電池・直径20.0mm/厚さ3.2mm) |
| 交換費用 | 電池代のみ(約200〜400円) |
| 所要時間 | 約3分 |
| 必要な工具 | 不要(メカニカルキーの先端で開けられます) |
| 難易度 | ★☆☆ 初心者でもOK |
CR2032は世の中でもっとも普及しているボタン電池で、ホームセンター・100円ショップ・コンビニ・家電量販店のどこでも手に入ります。長期在庫品は電圧が落ちていることがあるため、パッケージの使用推奨期限も軽く確認しておくと安心です。
あわせて読みたい
ベンツの維持費、ついでに1分だけ。 電池は300円で直ります。でも保険と車検は、見直すだけで年間数万円変わることがあります。
- ベンツの保険料を無料で比較・見直す(輸入車は保険料が割高になりがちです)
- 車検・修理が安い輸入車対応工場を探す
- いまのCクラスの買取相場を無料でチェック(乗り換え判断の材料に)
この記事は、現役・輸入車販売店オーナーの立場から、W205オーナーがディーラーに頼まず3分で解決できるよう、現場での相談事例と公式仕様をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー

