結論
Citroen DS3/C4は
「エンジンの種類」でオイル規格が完全に分かれます。
PureTech(ガソリン)は0W-20系、BlueHDi(ディーゼル)は0W-30系です。
↓ まず自分のエンジンがPureTechかBlueHDiかを確認してください。ガソリンとディーゼルで規格が完全に別物。入れ間違いはエンジンを傷めます。
✓ DS3/C4 PureTech(ガソリン全グレード) PSA B71 2312・0W-20/5W-30
✓ C4 BlueHDi(ディーゼル全グレード) PSA B71 2290・0W-30/5W-30
✗ C3・C4ピカソ 同エンジン搭載なら同規格ですが、年式により規格バージョンが異なる場合あり → 取扱説明書で確認
この記事の目次全9項目
3秒でわかる:DS3/C4 オイル早見表
「Citroen DS3・C4に何のオイル入れればいい?容量は?」と検索された方へ、まず結論から。PureTech(ガソリン)とBlueHDi(ディーゼル)で規格が完全に分かれます。
| 車種 | エンジン | 推奨規格 | 粘度 | 容量 |
|---|---|---|---|---|
| DS3 PureTech 110 | 1.2Lガソリン | PSA B71 2312 | 0W-20 / 5W-30 | 約3.5L |
| DS3 PureTech 130 | 1.2Lターボガソリン | PSA B71 2312 | 0W-20 | 約3.5L |
| C4 PureTech 130 | 1.2Lターボガソリン | PSA B71 2312 | 0W-20 / 5W-30 | 約4.0L |
| C4 BlueHDi 100 | 1.5Lディーゼル | PSA B71 2290 | 0W-30 / 5W-30 | 約4.25L |
| C4 BlueHDi 130 | 1.5Lディーゼル | PSA B71 2290 | 0W-30 / 5W-30 | 約4.5L |
本記事の数字はCitroen取扱説明書・純正サプライヤ技術資料・専門整備工場の情報をもとにした業界公表値です(2026年5月時点)。
なぜ規格を間違えるとまずいのか
「Citroenのオイル選びはなぜ難しい?」の核心は、PureTechとBlueHDiでまったく別の規格が必要だからです。
PureTech(ガソリンエンジン)の規格:PSA B71 2312という専用規格で、低粘度(0W-20/5W-30)が指定されます。排ガス浄化装置つきのグレードでは、灰分の少ない専用設計のオイルが必須です。
BlueHDi(ディーゼルエンジン)の規格:PSA B71 2290という専用規格で、中粘度(0W-30/5W-30)が指定されます。こちらも排ガス浄化装置対応のため、灰分の少ない専用設計のオイルが必須です。
規格を間違えるとどうなるか
| 間違いパターン | 起きること |
|---|---|
| PureTechにBlueHDi用オイルを入れる | 排ガス浄化装置の詰まり・触媒の劣化(修理代目安10〜20万円) |
| BlueHDiにPureTech用オイルを入れる | エンジン保護性能不足・排ガス浄化装置の寿命短縮 |
| 認証のない一般市販オイルを入れる | メーカー保証が受けられなくなるリスク |
迷ったらこれ:まずエンジン(PureTech/BlueHDi)を確認してから規格を選ぶ。ここさえ合えば、あとは容量を入れるだけです。PSA認証マーク(B71 2312またはB71 2290)が外箱に明記された商品を選ぶのが鉄則です。MOTUL・TOTAL・Castrolの専用ラインが現場の定番です。
容量・交換目安
DS3系(コンパクトハッチ)
| グレード | 容量 | 交換目安 |
|---|---|---|
| DS3 PureTech 110 | 約3.5L | 15,000kmまたは1年 |
| DS3 PureTech 130 | 約3.5L | 10,000kmまたは1年 |
C4系
| グレード | 容量 | 交換目安 |
|---|---|---|
| C4 PureTech 130 | 約4.0L | 10,000kmまたは1年 |
| C4 BlueHDi 100 | 約4.25L | 15,000kmまたは1年 |
| C4 BlueHDi 130 | 約4.5L | 15,000kmまたは1年 |
メーカー指定の交換目安は欧州の使い方が基準です。日本の使い方(高温多湿・短距離走行が多い)では、ガソリン車は7,500km、ディーゼル車は10,000kmでの交換が安全です。
規格適合オイル
PureTech用(PSA B71 2312/低粘度)
汎用5W-30でPSA B71互換のオイル候補はこちらです。
ただし上記商品は他の欧州規格の認証で、PSA B71 2312は互換性のみです。新車保証中はPSA認証明記品の使用を推奨します。
BlueHDi用(PSA B71 2290)
BlueHDi 4.5L容量にはこちらが定番です。5L缶1本で交換完了します(C4 BlueHDiの場合は0.5L余裕あり)。
DIYオイル交換に必要な工具
オイル交換後の警告灯リセットには診断機が必要です。
オイル交換コストを抑える3つの選択肢
ディーラー vs 専門整備工場
| 場所 | 費用目安 |
|---|---|
| Citroenディーラー | 2.5〜4万円(純正オイル+工賃+警告灯リセット込み) |
| Citroen/フランス車専門整備工場 | 1.5〜2.5万円(PSA認証品+工賃) |
| オイル持ち込み+一般整備工場 | 0.8〜1.5万円(自分でオイル買って持ち込み) |
3社相見積もりで1〜2万円差が出ることが多いです。
オイル交換時はフィルターも同時交換を:PureTechのオイルフィルターはCitroen純正品で1,500〜2,500円。毎回同時交換が現場の鉄則です。
オイル管理は査定にもプラス:整備記録簿にPSA認証オイル使用の記録があると、中古買取査定でプラス評価されるケースがあります。
よくある質問
Q. PSA認証なしの一般5W-30でも使える? A. 短期的には動作しますが、排ガス浄化装置の寿命短縮・新車保証拒否のリスクがあります。PSA認証品の使用を推奨します。
Q. PureTechとBlueHDiのオイル使い回しは? A. 絶対NGです。規格が完全に異なります。PureTech用をBlueHDiに入れると排ガス浄化装置を即詰まらせる可能性があります。
Q. オイル交換頻度はディーラー指定通り? A. メーカー指定15,000kmは欧州基準です。日本の使い方では7,500〜10,000kmでの交換が安全です。
Q. オイルレベル警告灯が点灯した時の対処? A. 取扱説明書記載の規格・粘度オイルを500ml補充で消灯します。連続点灯時は専門整備工場での点検が必須です。
Q. C3・C4ピカソでも同じ規格? A. PureTech/BlueHDiエンジン搭載なら同規格です。年式により規格バージョンが異なる場合があるため、取扱説明書での確認を推奨します。
まとめ
- Citroen DS3/C4はエンジン種別(PureTech/BlueHDi)でオイル規格が完全に分かれる
- PureTech(ガソリン)はPSA B71 2312・0W-20/5W-30
- BlueHDi(ディーゼル)はPSA B71 2290・0W-30/5W-30
- 日本の使い方では欧州基準より早め(7,500〜10,000km)の交換が安全
- PSA認証マークが外箱に明記された商品を選ぶのが鉄則
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著者:経営者(現役・輸入車販売店オーナー) / 最終確認日:2026年7月
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