結論
SLK R170のキーは「充電式」。
コイン電池は入っていません。
↓ 反応が鈍くなったら、まずこれで車両側バッテリーの上がりも予防しておくと安心です。
✓ SLKクラス R170型(1996〜2004年式) このページのままでOK。キーは充電式です
✗ 後継のR171型以降 方式が異なります。年式に合った情報をご確認ください
この記事の目次全6項目
まず知ってほしいこと:電池交換ではなく「充電」で直る
R170型のキーには、市販のボタン電池(CR2032・CR2025など)は入っていません。ドアのキーシリンダーに挿すことで自動充電される、内蔵式の充電池が使われています。この仕組みを知らずにケースを開けようとすると、内部を傷めてしまうことがあります。無理に分解しないでください。
- コンビニ・家電量販店・100円ショップの電池では代替できません
- ケースを無理にこじ開けると、充電回路や端子を破損する恐れがあります
充電は、キーをドアのシリンダー(鍵穴)に挿すことで行われる仕組みです。1990年代後半〜2000年代前半のメルセデスに採用された方式で、いまの「コイン電池をパチンと交換」という感覚とは根本的に違います。
反応が鈍くなったら、まずこれを試す
- スマートキーを運転席ドアのキーシリンダー(鍵穴)に挿し込む
- そのまま数分〜数十分置いて充電する。一度で回復しないこともあるので、改善しなければ時間をおいて繰り返す
- しばらく乗っていなかった車は、キー側も車両側のバッテリーも弱っていることがあるため、車に乗って充電状態を整えてから試すと回復しやすくなります
「週末しか乗らない」「短距離ばかり」という使い方だと充電が追いつかず、反応が鈍くなりやすい傾向があります。R170型は年式的にセカンドカー・週末カーとして乗られていることが多く、車両側のバッテリーも上がりやすい条件がそろっています。駐車中に維持充電器をつないでおくと、車両側バッテリーの弱りを防げます。
もう一つのクセ:向きで反応が変わることがある
R170型の年式によっては、解錠・施錠の信号に赤外線方式が使われている個体があります。テレビのリモコンと同じで「向き」と「距離」の影響を受けやすいのが特徴です。
- キーを車両側の受光部(ドアミラーやドアハンドル付近)に向けると反応しやすい
- あさっての方向に向けてボタンを押すと、電池(充電)が足りていても反応しないことがある
- 強い直射日光の下では信号が届きにくくなることがある
「充電は足りているのに反応が悪い」と感じたら、まずキーを車のほうへまっすぐ向けて、少し近づいてから押してみてください。これだけで解決することがあります。
つまずいたら、ここ
Q. 充電を試しても向きを変えても直らない
内蔵充電池の劣化(寿命)やキー本体の故障が考えられます。この段階になると個人での対応は難しいため、メルセデス・ベンツ正規ディーラーまたはメルセデス専門の整備工場へご相談ください。対応は内蔵電池の交換、または改善しない場合はスマートキー本体の交換・登録になります。費用は対応内容や部品の在庫状況で変わるため、正確な金額はキーを見てもらわないと判断できません。まずは見積もりを取り、可能なら複数社で比較してください。
Q. 完全に使えなくなったらどうなりますか?
内蔵充電池の劣化やキー基板の故障の場合、スマートキー本体の交換が必要になることがあります。ディーラーまたはメルセデス専門店にご相談ください。
Q. 物理キー(メカニカルキー)はありますか?
スマートキー内に内蔵されています。電子的に反応しなくなっても、物理キーでドアの解錠・施錠ができます。出先で反応しなくなったときの最後の手段として覚えておいてください。
詳しい情報(読みたい人だけ)
対象グレード(自分の車を確認)
このページは SLKクラス R170型(初代・電動格納式ハードトップのロードスター・1996〜2004年式) に該当します。
- SLK200 コンプレッサー
- SLK230 コンプレッサー
- SLK320
- SLK32 AMG
メルセデスのSLKは世代でキーの方式が変わります。R170型(初代)は充電式で、コイン電池を入れる構造ではありません。後継のR171型以降とは作業が異なるため、まずは自分の車の年式(1996〜2004年式ならR170)を確認してください。
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SLKの維持費、ついでに1分だけ。 キーは充電で直ることが多いですが、年式が古い車ほど保険・車検の見直しで差が出ます。
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この記事は、現役・輸入車販売店オーナーの立場から、R170オーナーがディーラーに相談する前に自分で状況を切り分けられるよう、現場での相談事例と公式仕様をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー
