結論
Mercedes-Benzのエアコンフィルターは部品代1,000〜3,000円。
グローブボックス周りから工具なしで5〜10分。
年1回か15,000〜20,000km走行ごとが交換の目安です。
✓ C/E/A/S/GLCクラスに乗っている 本文の手順でOK
✓ エアコンの風が弱い・カビ臭い・花粉症がひどい 交換のサインです
✗ 型式を確認せず古い/新しい部品を注文 サイズが合わず入りません。型式を必ず確認
この記事の目次全7項目
いくらかかる?
ディーラーで交換を頼むと工賃込みで8,000〜15,000円ほどです。自分で交換すれば、部品代の1,000〜3,000円だけで済みます。一言でいうと、作業自体は5〜10分で誰でもできる簡単な整備です。
今すぐやること
交換のサインが出ていたら、無理に走り続けても危険はありません。次の交換時期まで様子を見てもよいですが、以下のサインがあれば早めの交換がおすすめです。
- エアコンをつけると車内がホコリっぽい
- 風量が以前より弱くなった
- 生臭い・カビ臭い風が出る
- 花粉症の症状が車内でひどい
- 1〜2年以上交換していない
型式別の交換場所
| 型式 | 年式 | 取付け位置 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| W205型(Cクラス) | 2014〜2021年 | グローブボックス下 | かんたん |
| W213型(Eクラス) | 2016年〜 | グローブボックス下 | かんたん |
| W176/W177型(Aクラス) | 2012年〜 | グローブボックス裏 | かんたん |
| X253/X254型(GLCクラス) | 2015年〜 | グローブボックス下 | かんたん |
| W204型(Cクラス) | 2007〜2014年 | 助手席側ダッシュ下 | 少しコツが要る |
| W212型(Eクラス) | 2009〜2016年 | 助手席側ダッシュ下 | 少しコツが要る |
注記:2022年以降の新型GLC(X254)と現行Cクラス(W206)は別の純正品番が必要です。カー用品店のレジで車種名・年式を伝えるか、ディーラーで確認してから購入してください。
どのフィルターを買えばいい?
W176/W177型(Aクラス・Bクラス・CLA・GLA・GLB共通シャシー)に適合するフィルターはこちらです。
W205(Cクラス)・W213(Eクラス)・GLC(X253)は「内気用+外気用」の2枚構成です。2点セットのこちらが適合します。
W204(Cクラス 2007〜2014年)・W212(Eクラス 2009〜2016年)に適合するフィルターはこちらです。
交換の手順
用意するもの:新しいフィルター(適合品)、ウエス(古いフィルターのホコリ用)
- グローブボックスを完全に開ける
- 左右のストッパーを内側に押しながらボックスを手前に倒す
- フィルターカバーを引き下げて外す
- 古いフィルターをゆっくり引き出す(下にウエスを敷く)
- 新しいフィルターを矢印の向きを確認しながら挿入
- カバーを戻し、グローブボックスを元に戻す
注意:フィルターには空気の流れの矢印があります。逆向きに入れると効果が半減するので、必ず向きを確認してから挿入してください。
よくある質問
Q. 純正フィルターじゃないとダメ? A. 不要です。社外品でも品質は同等で、価格は半額以下です。
Q. エアコンを使わない冬でも交換が必要? A. ヒーター使用時も同じフィルターを空気が通るので、年1回の交換が理想です。
Q. フィルターが見つからない場合は? A. カー用品店(オートバックス・イエローハット)のレジで車種名・年式を伝えると、適合品を調べてもらえます。
著者:経営者(現役・輸入車販売店オーナー)
このシリーズの完全ガイド
Mercedes-Benz DIY整備ガイド で、メルセデスで自分でできる整備作業を一覧でまとめています。


