結論

ジャガーのガソリン車は粘度「5W-30」一択。
「JLR認定(STJLR.03.5003)」表記のオイルを選びます。

直4/V6/V8 5W-30・JLR認定 容量 5.7〜8.5L I-Pace(EV) エンジンオイル不要

選び方はこれだけ:パッケージに「5W-30」+「JLR認定(STJLR.03.5003)」表記があるものを選ぶ。代表製品は Castrol EDGE Professional 5W-30。

✓ XJ(X351)・F-Type のガソリン(直4/V6/V8) 5W-30・JLR認定でOK

✗ I-Pace(EV) エンジンオイル交換そのものが不要。ブレーキフルード・ギアオイル・冷却水の管理が中心

✗ V8 5.0 S/C はオイル消費が多め 3,000〜5,000kmごとにレベル確認。減ったら同規格・同粘度で補充

この記事の目次11項目

対象モデル

このページは以下のモデルに該当します。

XJ(X351型・2009〜2019)/ F-Type(X152型・2013〜)/ I-Pace(X590型・2018〜)


基本情報

項目 内容
搭載エンジン AJ 5.0L V8 S/C(XJ・F-Type V8)/ 3.0L V6 S/C(F-Type V6)/ 電気モーター(I-Pace)
推奨オイルグレード 5.0L V8 S/C: 5W-30(JLR STJLR.03.5003)
3.0L V6 S/C: 5W-30(JLR STJLR.03.5003)
I-Pace(EV): ギアオイル・ブレーキフルードのみ
認定規格 JLR STJLR.03.5003(V6/V8全般)
オイル容量(エレメント交換時) 5.0L V8: 8.5L / 3.0L V6: 8.4L
交換サイクル 1年または21,000km
難易度 ★★☆ 輸入車専門知識推奨

🚗 あなたの車には何L必要?(早見表)

モデル 推奨粘度 認定規格 交換容量(目安) オイル代の目安
XJ(X351)3.0 V6 SC 5W-30 JLR STJLR.03.5003 約7.0L 約7,000〜18,000円
XJ(X351)5.0 V8 / V8 SC 5W-30 JLR STJLR.03.5003 約8.5L 約9,000〜22,000円
F-Type P300(直4 2.0T) 5W-30 JLR STJLR.03.5003 約5.7L 約6,000〜15,000円
F-Type P340/P380/S(V6 SC) 5W-30 JLR STJLR.03.5003 約7.0L 約7,000〜18,000円
F-Type R / SVR(V8 SC) 5W-30 JLR STJLR.03.5003 約8.5L 約9,000〜22,000円
I-Pace(EV400) エンジンオイル不要

※容量はオイル+フィルター同時交換時の目安。オイル代は製品グレード(化学合成の銘柄)で幅が出る業界公表値レンジです。I-PaceはEVのためエンジンオイル交換そのものが不要で、代わりにブレーキフルード・ギアオイル・冷却水の管理が中心になります。

愛車のグレード・型式から、オイル交換時に必要な量をチェックしましょう。 ※下記はオイル+オイルフィルター同時交換時の目安量です(メーカー公表値ベース)。

グレード・型式 エンジン 必要量
XJ (X351) 3.0 V6 SC AJ126 V6 3.0Lスーチャ 7.0L
XJ (X351) 5.0 V8 / V8 SC AJ133 V8 5.0L NA / SC 8.5L
XJ (X351) 3.0 V6 ディーゼル AJ-V6D 3.0Lディーゼル 8.5L
F-Type P300 (X152) Ingenium 直4 2.0Lターボ 5.7L
F-Type P340 / P380 / S AJ126 V6 3.0Lスーチャ 7.0L
F-Type R / SVR AJ133 V8 5.0Lスーチャ 8.5L
I-Pace EV400 — (デュアルモーター EV)

🛒 購入の目安:必要量4〜5L→5L缶1本でOK/5.5〜6L→5L缶1本+1L缶1本/6.5〜8L→5L缶1本+1L缶2本または5L缶2本/8.5L以上→5L缶2本

※実際の必要量は車両状態・整備マニュアルで最終確認をお願いします。

推奨オイル・購入先

XJ・F-Type系のV6/V8エンジンはスーパーチャージャー付きで、5W-30の高品質オイルが必要です。Castrol EDGE Professional 5W-30が適合代表製品です。I-PaceはEVのためエンジンオイル交換は不要ですが、ブレーキフルード・ギアオイルの管理が必要です。

ジャガーのガソリン車は5W-30で、メーカー認定のJLR STJLR.03.5003を満たすオイルが指定です。難しく見えますが、要は「5W-30で、ジャガー(JLR)認定と書かれたオイルを選ぶ」だけ。認定外のオイルは保証外になり、スーパーチャージャー付きエンジンでは負担が大きくなります。

ジャガーのガソリン車用オイルは、「JLR STJLR.03.5003 認定」+「5W-30」表記の2点セットで選べば失敗しません。商品ページの規格欄に「STJLR.03.5003」(JLR認定)の記載と粘度「5W-30」の両方があることを必ず確認してください。粘度違い(0W-30 等)や認定記載のないオイルは、スーパーチャージャー付きエンジンでは保証外・負担増のリスクがあります。

JLR認定適合品(メーカー公式PIにSTJLR.03.5003記載)

LIQUI MOLY スペシャルテックF 5W-30(5L缶・品番2326)は、JLR認定(STJLR.03.5003)をメーカー公式の製品情報に記載している、国内で流通するオイルの中でも数少ない製品です(公式情報には ACEA A5/B5・Ford WSS-M2C913-D も記載)。まずはこの5L缶を基準に本数をそろえます。

規定量の端数・継ぎ足し用(同じオイルの1L缶・品番2325)

5L缶だけでは端数が出るグレード向け。オイル消費が多めのV8の継ぎ足し用ストックにも同じ1L缶が使えます。

🛒 本数の目安(上の必要量早見表のガソリン車実値より):F-Type P300(5.7L)=5L缶1本+1L缶1本/XJ 3.0 V6 SC・F-Type V6 SC(7.0L)=5L缶1本+1L缶2本/XJ 5.0 V8・F-Type R/SVR(8.5L)=5L缶2本。

🧪 さらに性能を引き上げるなら、オイル交換時にエンジン保護添加剤を併用すると燃費向上・摩擦低減効果があります。


交換手順(専門工場推奨)

  1. 暖機運転(5〜10分走行後)してオイルを温める
  2. 車をジャッキアップし、ドレンボルトを緩めて旧オイルを排出
  3. オイルエレメント(フィルター)を交換
  4. ドレンボルトをトルク規定値で締める(30〜35N·m目安、車種によって異なる)
  5. 規定量のエンジンオイルを注入
  6. エンジンを始動して油圧警告灯が消えることを確認
  7. 2〜3分後にエンジンを停止し、オイル量を確認・調整

注意点

V8 5.0L S/Cは大排気量でオイル消費量が多めです。3,000km〜5,000kmごとのオイルレベル確認を推奨します。


オイル交換の工賃相場(どこで頼む?)

依頼先 工賃の目安 特徴
ディーラー 約8,000〜20,000円(オイル代別 or 込み) 純正オイル・安心。費用は高め
輸入車専門整備工場 約5,000〜12,000円 認定オイル持込可の店も。コスパ良
カー用品店 約3,000〜8,000円 規格適合オイルの取扱い・持込可否を要確認

※すべて業界公表値レンジ。V8 5.0L S/Cは容量が多く(約8.5L)オイル代が上がりやすいため、総額は店で差が出ます。2〜3社で相見積もりを取るのが確実です。


よくある質問

Q. 国産車のオイルを使ってもいいですか? A. 規格(JLR STJLR.03.5003)を満たしていれば問題ない場合が多いですが、輸入車専用設計のオイルの使用を推奨します。規格外品は保証外となりエンジン故障につながるリスクがあります。

Q. オイル交換はどこでやればいいですか? A. 認定規格オイルを取り扱っている輸入車専門の整備工場をおすすめします。カー用品店でも対応可能ですが、規格に合ったオイルを持参するか確認してから依頼してください。

Q. オイル交換の費用はいくらかかりますか? A. オイル代(5,000〜30,000円)+工賃(3,000〜10,000円)が目安です。スーパーカーや大排気量車は費用が大幅に上がります。

Q. V8はオイルが減りやすいと聞きました。 A. 大排気量のV8 5.0L S/Cは消費が多めの傾向です。3,000〜5,000kmごとにオイルレベルの確認を習慣にし、減っていれば同じ規格・粘度のオイルで補充してください。

Q. I-Pace(EV)はオイル交換しなくていい? A. エンジンオイルは不要です。代わりにブレーキフルード・減速機(ギア)オイル・冷却水の管理が必要で、点検サイクルはメーカー指定に従ってください。


🔗 ほかのメーカーのオイル規格と比べる

まとめ

  • 指定規格(JLR STJLR.03.5003)を満たしたオイルを選ぶことが最重要
  • 交換サイクルは1年または21,000kmが目安(実使用状況に合わせて早めの交換も推奨)
  • オイル消費が多い場合は定期的なレベル確認を習慣にする
  • 輸入車専門の整備工場での作業が安心

著者:経営者(現役・輸入車販売店オーナー) / 最終確認日:2026年7月


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