結論

Bクラス W246の電池は「CR2032」。
工具なし・約3分で直ります。

難易度 ★☆☆ 作業 約3分 費用 200〜400円 工具 不要(心配な人は細いマイナス1本)

↓ これを買えばOK。100均・コンビニのCR2032でも大丈夫です。

✓ Bクラス W246型(2011〜2018年式) このページのままでOK

✗ 先代Bクラス W245(2005〜2011年式) 電池はCR2025で別物 → W245の手順はこちら

この記事の目次6項目

対象の車

対象はBクラス W246型(2011〜2018年式・コンパクトミニバン)のB180/B200/B250/ディーゼル(CDI)/電気自動車のB250eです。グレードが違っても、先端がクロム仕上げの三つ又エンブレム型キーなら電池・手順は共通です。

交換のしかた(3ステップ)

キーはネジ留めではなく、内蔵のメカニカルキー(緊急用の金属キー)を抜いた跡から開けるタイプです。合わせ目が硬いので、力任せに開けようとするとツメが欠けます。

  1. メカニカルキーを抜く

    キー側面のリリースつまみをスライドさせ、内蔵の金属キーを引き抜きます。

  2. スリットから少しずつ開ける

    キーを抜いた跡のスリットに、その金属キーの先端(または細いマイナスドライバー)を差し込み、てこの要領で少しずつケースを浮かせます。1か所に力を集中させるとツメが折れます。全周を少しずつが安全です。

  3. 電池を入れ替えて閉じる

    古いCR2032を外す前に、+面(表示のある面)がどちら向きかを覚えておきます。新しいCR2032を同じ向き(+が上)で入れ、「パチッ」と音がするまで押し込んで閉じます。金属キーを戻し、車のそばで施錠・解錠して反応すれば完了です。

型番を間違えないために

Bクラスは先代(W245)と現行(W246)で電池の型番が違います。同じ「20mm」の電池でも厚みが別物なので、見た目が似ていても入れ替えできません。

車種・世代 電池 厚さ
W246(このページ) CR2032 3.2mm
W245(先代) CR2025 2.5mm

古い電池を外したら、刻印(CR2032)を確認してから同じ型番を買うのが一番確実です。厚さの薄いCR2025・CR2016を間違えて入れると、接触不良で反応しなくなります。

交換しても反応しないとき

  1. 電池の向き:+面が上になっているか(もっとも多い原因)
  2. 型番違い:CR2032ではなく薄いCR2025を入れていないか
  3. ケースの閉まり:上下がしっかり閉じているか
  4. 電池の鮮度:買い置きの古い電池は電圧が落ちていることがある。別の新品でも試す

ここまで確認しても直らない場合は、キーをエンジンスタートボタンに直接タッチさせるとエンジンはかかる設計です。出先での応急手段として覚えておくと安心です。それでも直らない場合は、キー本体の故障か登録が外れている可能性があるため、ディーラーかベンツ専門の整備工場に相談してください。

よくある質問

Q. ディーラーに頼んだらいくらかかりますか? 工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です(業界相場)。作業自体は簡単なので、自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. 電池が減ってきたサインは? 施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内に「キー電池残量低下」と表示されます。

Q. 純正電池でないとダメですか? いいえ。CR2032ならパナソニック・マクセルなど国産ブランドで問題ありません。

Q. スペアキーも一緒に替えるべきですか? 普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちです。CR2032は複数個入りで売っているので、まとめて替えておくと安心です。

このシリーズの完全ガイド

Mercedes DIY整備ガイド C/E/Aクラス W205/W213/W176 完全網羅 で、メルセデスで自分でできる整備作業を車種別にまとめています。

Bクラスの維持費、ついでに1分だけ。 電池は300円で直ります。でも保険と車検は、見直すだけで年間数万円変わることがあります。


この記事は、現役で輸入車販売店を経営する立場から、Bクラスオーナーがディーラー見積もりに迷わず数分で解決できるよう、現場での相談事例と公式仕様をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー