結論
安全に速度を落として、停車してください。
ブレーキ性能が落ちている可能性があります。
↓ いまの状態がどれに当たるか、下の早見図で3秒チェック。
✓ Land Roverでブレーキ警告灯が点いている このページのままでOK
✗ 別の形のランプ → 外車 ブレーキ警告灯 メーカー別一覧で色と形から探す
✗ Land Rover以外の外車 メーカー別の原因と修理費 → 外車 ブレーキ警告灯 メーカー別一覧
警告灯トリアージ早見:色 × 点灯/点滅 → 取るべき行動
- 即停車
赤ランプ・点灯・点滅
走行を続けるのはNG。安全な場所に停車してエンジンを止め、ロードサービスか整備工場へ連絡。
- 早めに点検
黄ランプ・点滅
点滅は点灯より緊急度高め。急加速・高速走行を避けて、できるだけ早く点検へ。
- 早めに点検
黄ランプ・点灯
走行は可能でも放置はNG。目安として1週間以内に点検予約を。
- 様子見OK
緑・青ランプ・点灯
ライト類など機能の作動表示。故障のサインではありません。
※ 警告灯のデザイン・名称は車種により異なります。取扱説明書の記載と現車の状況が最優先です。
この記事の目次全9項目
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 警告灯の名称 | ブレーキ警告灯 |
| 緊急度 | 高 |
| そのまま走行できる? | ブレーキ性能が低下している可能性。安全な速度で停車し、すぐに点検 |
| DIY対応 | △ OBD2スキャナーで原因コードの確認は可能 |
この警告灯の意味
ブレーキ警告灯は、車両の重要システムに異常が発生したことを知らせる警告です。Land Roverの場合、専用の診断機(一言でいうと故障箇所を読み取る機械)を使った詳細診断が正確な原因特定に有効です。警告灯が点灯したら、まずは安全な場所に停車し、OBD2スキャナーで故障コードを確認することを推奨します。点滅の場合は緊急度が高く、即座の停車・連絡が必要です。
主な原因
- ブレーキパッド摩耗センサー — パッドが摩耗限界になるとセンサーが回路を切断し警告が点灯します。
- 電動パーキングブレーキの不具合(Rangeシリーズ) — Range Roverシリーズの電動パーキングブレーキのアクチュエーター(一言でいうと電気で作動する駆動部品)不具合。
- ヒルディセントコントロール連動警告 — 下り坂での速度自動調整機能の異常がブレーキ警告と連動して出ることがあります。
- ブレーキフルード劣化 — 2年毎の交換が推奨されています。劣化が進むとブレーキが効きにくくなるリスクがあります。
放置するとどうなるか
- ブレーキパッドがなくなりローターを削り高額修理になる
- 他の関連システムにも連鎖的にダメージが及ぶ可能性がある
- 修理費用が時間とともに大幅に増加する
- 車検不合格(OBD検査で引っかかる)
費用の目安
| 対処内容 | 費用目安 |
|---|---|
| ブレーキパッド交換(前後) | 20,000〜80,000円 |
| ブレーキフルード交換 | 5,000〜15,000円 |
| 電動パーキングブレーキ アクチュエーター交換 | 40,000〜120,000円 |
| 診断のみ(OBD2スキャン) | 3,000〜10,000円 |
※ディーラーでの作業は上記より高くなる場合があります。
よくある質問
Q. ディーラーと専門整備工場、どちらに行くべきですか? A. Land Rover専用の診断機を持つ外車専門整備工場であれば、街の工場でも対応可能です。ディーラーより費用が抑えられる場合があります。
Q. OBD2スキャナーで自分で調べられますか? A. はい。市販のOBD2スキャナー(3,000〜15,000円程度)で故障コードを確認できます。ただしコードを消去するだけでは根本解決になりません。
Q. 点滅と点灯で違いはありますか? A. 点滅は緊急度が高い(エンジン失火など)サインです。すぐに停車して専門店に連絡してください。点灯のみなら早めの点検で対応可能です。
自分でも故障コードを確認したい方へ
ディーラーや工場に出す前に「何のコードが出ているか」だけでも知っておくと、見積りの読み解きや過剰整備の予防に役立ちます。市販のOBD-II(車載診断システム)スキャナーは1996年以降に作られた外車であれば多くの車種で故障コードを読み取れます。
💡 ELM327 で読める範囲について:ELM327はエンジン系の故障コード(Pコード)読み取り用です。エアバッグ(B系)/ABS・ブレーキ(C系)の各メーカー固有コードは読めないことが多いため、原因コード把握だけでも有用な「初動切り分けツール」として活用してください。専門コードの完全診断はディーラーまたは車種専用診断機が必要です。
※ 警告灯の点灯原因を完全に解決するには整備士の判断が必要ですが、原因コードを把握しておくだけで対応スピードと納得感が変わります。
まとめ
- ブレーキパッドの摩耗が原因の場合が多く、早めの交換でローターのダメージを防げる
- フルード劣化はブレーキの効きが悪くなる原因になるため2年毎の交換が推奨
- 電動パーキングブレーキの不具合は専用診断機がないと対処が困難なため専門工場へ
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最終確認:現役経営者・2026年7月時点
この記事は、現役・輸入車販売店オーナーの立場から、Land Roverオーナーがブレーキ警告灯の緊急度を3秒で判断できるよう、公表値と現場での相談事例をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー

