この記事でわかること
- BMW Z4 E85型のキーは 車載充電式(コイン電池は入っていない)
- 後継E89との見分け方・なぜ自分で交換できないのか
- 反応しなくなったときに自分でできる「充電」操作
- それでもダメなときの費用目安と相談先
- 出先でエンジンがかからないときの応急処置
- 対象グレード(自分の車を確認)
対象グレード
このページは Z4(E85型・ソフトトップ=幌のロードスター) に該当します。2002〜2008年式が対象です。
- 2.0i ロードスター
- 2.2i ロードスター
- 2.5i ロードスター
- 3.0i ロードスター
- 3.0si ロードスター
- M ロードスター
屋根が**布製のソフトトップ(幌)**ならE85型です。金属の電動格納式ハードトップは後継のE89型で、そちらはコイン電池式(自分で交換可)なので作業がまったく異なります。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象車種 | BMW Z4 E85型(2002〜2008年式) |
| キーの電源 | 車載充電式リチウム電池(内蔵・交換不可) |
| DIY | ❌ コイン電池ではないため自分での電池交換はできません |
| 反応しないとき | まずキーシリンダーで充電 → 改善しなければディーラー/BMW専門店 |
| 費用目安 | 充電で復活すれば0円・本体交換が必要な場合は高額 |
E85型のスマートキーには、コンビニや家電量販店で売っているボタン電池(CR2032など)は入っていません。走行中にイグニッションを通じて充電される、内蔵式の充電池が使われています。ここを知らずにケースを開けようとすると、内部を壊してしまうことがあります。
E89との違い:同じZ4でも充電式と電池式で分かれる {#e89との違い}
「Z4のキー電池交換」で検索すると、E85(このページ)とE89(後継)の情報が混ざって出てきます。両者はキーの仕組みが根本的に違うので、まず自分の車がどちらかを確定させてください。
| Z4 E85(このページ・2002〜2008) | Z4 E89(後継・2009〜2016) | |
|---|---|---|
| 屋根 | ソフトトップ(布の幌) | 電動格納式ハードトップ(金属) |
| キーの電源 | 車載充電式(交換不可) | CR2450 コイン電池(自分で交換可) |
| 反応しない時 | キーシリンダーで充電・本体交換 | コイン電池を自分で交換 |
つまりお持ちのZ4が幌(ソフトトップ)ならE85=充電式で、ボタン電池の交換という発想自体がありません。後継のハードトップ(E89)をお探しの方はBMW Z4 E89 スマートキー電池交換 CR2450・3分DIYをご覧ください。
なぜ自分で交換できないのか
E85型のスマートキーは、内部に充電式のリチウム電池が組み込まれています。これは走行中にイグニッション(鍵を回す動作)を通じて自動的に充電される仕組みで、使い捨てのボタン電池とは構造が異なります。
そのため、
- コンビニ・家電量販店・100円ショップで売っている電池では代替できない
- ケースを無理に開けると、充電回路や端子を破損する恐れがある
という理由から、自分でのケース分解・電池交換は推奨されません。無理にこじ開けないでください。
反応が鈍くなったら:まず自分でできる「充電」 {#自分でできる充電}
E85型は「電池が切れた=即ディーラー」ではありません。充電式なので、まずは自分で充電を試せます。
- しばらく乗っていなかった場合は、普通に運転するだけで走行中に充電されます。短距離の繰り返しより、20〜30分のまとまった走行のほうが回復しやすい傾向です
- キーの反応が鈍いと感じたら、数日は意識して走行距離を確保してみてください
「週末しか乗らない」「近所の買い物だけ」という使い方の車は、充電が追いつかず電池の体感寿命が短くなりがちです。反応が鈍ってきたと感じたら、少し長めに走る日を作ってあげるのが予防になります。
それでも改善しないとき:費用と相談先 {#費用と相談先}
充電を試しても反応しない場合は、内蔵充電池そのものが劣化(寿命)している可能性があります。この段階になると個人での対応は難しく、専門店での対応になります。
- 相談先:BMW正規ディーラー、またはBMW専門の整備工場
- 対応内容:内蔵電池の交換、または改善しない場合はスマートキー本体の交換・再登録
費用は対応内容(電池のみか、本体交換か、登録作業を伴うか)によって大きく変わります。正確な金額は車両のキーを見てもらわないと判断できないため、まずは見積もりを取ってください。ディーラーより専門の整備工場のほうが費用を抑えられる場合があるので、可能なら複数社で比較するのがおすすめです。
出先でエンジンがかからないときの応急処置 {#応急処置}
キーがまったく反応せず、ドアもエンジンも操作できないときの応急手段です。
- スマートキーに内蔵されたメカニカルキー(緊急用の物理キー)を取り出し、運転席ドアの鍵穴で解錠する
- 乗り込んだら、スマートキーをイグニッションスロット(または指定の位置)に差し込む/近づける
- その状態でエンジンスタートを試みる。電池が弱っていても、キーを所定位置に密着させることでエンジンがかかる設計になっています
それでも始動できない場合は、無理をせずロードサービス(JAFや任意保険付帯のサービス、またはBMWのロードサービス)へ連絡してください。
よくある質問
Q. 充電式バッテリーの寿命はどのくらいですか? おおむね数年が目安とされますが、使い方で差が出ます。走行距離が少ない車は充電不足になりやすく、体感寿命が短くなる傾向があります。
Q. 費用を抑えるにはどうすればいいですか? 正規ディーラーよりBMW専門の整備工場のほうが費用を抑えられる場合があります。本体交換が必要かどうかも含め、複数社で見積もりを取って比較するのがおすすめです。
まとめ
- BMW Z4 E85型(2002〜2008年式・幌)のキーは車載充電式で、ボタン電池は入っていません
- 後継E89(ハードトップ)はコイン電池式で自分で交換可。世代の取り違えに注意
- 反応が鈍ったら、まず長めに走って充電を試す
- 改善しなければディーラー/BMW専門店で見積もりを
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